近藤さんとドラマCDの共演は久しぶりだったんですが、非常に呼吸が合わせやすかったです。
収録が始まる前には世間話をしたりして、非常にリラックスしたムードで現場も滞りなく進みました。のびのびと収録が出来たんじゃないかなと思います。
作品自体は物凄く重いわけではなく、かといって軽いかと言われると軽いわけではなくて。
でも、音声化してもバランス良く、みなさんに伝わりやすい内容なんじゃないかなと思いながら、浅田を演じさせて頂きました。
彼を演じている中では「浅田です」って言うのが難しかったです。
一同「（笑）」
凄く言いづらかったんですよ！
だから世の中の浅田さんって凄いなと思って…。
一同「（笑）」
世の中の浅田さんは必ず「浅田です」って言わなきゃならないので、その苦労を身を持って知ることができました（笑）。
それと、全編を通して「すみません」っていうセリフが非常に多かったのですが、すんなりと言えるのは、やっぱり自分もそういうあやまり癖がついてるのかな、なんて再確認しました。

実にロマン溢れるスペクタクル活劇で…
一同「（笑）」
羽多野「おやっ…？（笑）」
あれっ？　違う？（笑）
こんな感じの非常に和やかな現場で、楽しい収録でした。
羽多野くんも興津くんも一緒にやりやすい方なので、とても気楽にできました。
その気楽さが、前半で観月が浅田を手玉に取ろうとするような所をはじめ、各所に表れているんじゃないかなと思います。
観月は自分の事を少しひねくれてるって言ってるんですけれど、そんなことはなくて、可愛い子で。
不器用だったり、間やタイミングが悪かったりするだけなんですよね。
とても楽しく演じられたキャラクターだったので、収録が終わたときに「ほっとした」っていうよりも、「よし、終わったぞ！」っていう達成感に近い感覚になりました。

あっという間に収録が終わってしまった！？という印象です。
それだけ物語の中にスムーズに入っていけたからではないかなと思っております。
近藤さん、そして羽多野さんのお芝居を聴きながら、「この２人を翻弄するのか…」という妙な緊張もありつつ、収録を楽しませて頂きました。

浅田が振り回されている姿っていうのがコミカルにも描かれているので、そこを聴いて頂きたいかなと思います。
今まで甘いムードだったのに、近藤さんが手のひらを返すようにフイっと冷たくするシーンとかがあったりして。
そりゃあ浅田も「えええっ！」って言っちゃうよねって（笑）。
そういったコミカルな部分にも２人の関係性が表れていると思いますので、振り回し振り回されのテンポのいいシーンをぜひ楽しんで頂きたいと思います。

羽多野くんが言ってくれましたけれども、掛け合いの部分はぜひ楽しんで聴いていただきたいです。
それと、２人が１つの仕事を一緒に成し遂げていくっていう過程にも注目して欲しくて。
仕事を通してちょっとずつ、２人の進捗具合が伺えるんですよね。
最初は挨拶程度なんだけれど、段々打ち解けていって、最終的に打ち上げとかも一緒に行って。
そして仕事だけのお付き合いだったのが、プライベートも垣間見るようになって、どんどん２人の距離が近づいて行くのが魅力的だなと思います。
そしてやっぱり、最後の皆さんお待ちかねのシーンが一番の聴き所です！
羽多野「お待ちかねのシーンって！（笑）」
頑張りましたから（笑）、皆さん楽しんで聴いて下さい。

出来る男を傍から見ていた訳ですが、出来る男が酒に酔うとあんな風になってしまうのかっていうのが、僕は聴いていてとても楽しかったですね。
近藤「あれ、多分漫画だとあそこまで酔っぱらってないんだけどね（笑）」
いや、いい感じに酔ってました！　リアルな感じで（笑）。
近藤「ああいう先輩をいっぱい見てきたからね…」
一同「（笑）」
キャラクターの格好いいところも、ちょっとお茶目なところも垣間見れて面白いので、きっと皆さんにも楽しんで聴いていただけると思います。

とにかく浅田くんは真っ直ぐな男の子で、自分にも他人にも嘘がつけない性格というところが、私的には非常に親近感が湧きました。
人間やっぱり正直が一番いいなって思いますね。
この作品を聴いて、皆さんも欲望に忠実になって頂きたいかなと…
一同「（笑）」
そう思った次第でございます。
「フラッター」、ぜひ宜しくお願いいたします！

甘酸っぱくもあり、でも心が温まる、そんなお話が展開されております。
あとはもう羽多野くんが振り回される様を見てきゅんきゅんしてくれれば、一番いいんじゃないかなと思います。
羽多野「（笑）」
でもね、折角なので僕でもきゅんきゅんしてくれると嬉しいです！
羽多野「寧ろ近藤さんにきゅんきゅんするところが多いですよ！」
いやいや〜。
皆さん、羽多野くんに悶えて、興津くんにときめいてください。
本当に聴きどころ満載になっておりますので、じっくり楽しんでください。

しっかり近藤さんのキャラを翻弄する役をやらせて頂いておりますので…（笑）
羽多野「一番上の立ち位置ですよね（笑）」
何気にね（笑）。
そして一番年上なのに、一番皆を振り回すっていう…。
近藤さんをはじめ、年下の可愛い子たちをたっぷり楽しめると思います。
「フラッター」、ぜひお楽しみください。