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<上写真>
★上段左より、片貝薫さん、金光宣明さん、坂巻学さん、岡林史康さん、外谷勝由さん
★中段左より、小田久史さん、間宮康弘さん、高橋研二さん
★下段左より、小西克幸さん、代永翼さん、浪川大輔さん
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収録の感想と、演じたキャラクターについて |
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原作を読ませていただいて、とても綺麗な物語というか、綺麗な世界観の中で展開されていく話だなと思いました。読んでいるこっちもすごくドキドキするし、多分僕自身が緋水の気持ちで読んでいたからなのか、イクタがどんどん好きになっていくというか……
小西「やめてもらえる(笑)」
(一同爆笑)
違いますよ(笑)。そういう意味じゃないですよ(笑)
浪川「何言ってるの(笑)」
小西「役だったらいいけど」
役ですよ。
浪川「怯えちゃってるから、小西さんが(笑)」
小西「しっかり(笑)!」
もうダメだ、こりゃ(笑)
(一同笑)
でも本当に、素敵な物語の中で展開されていくので、この先どうなっていくのかなっていうのが気になりました。
小西「そうだね」
収録は……実は僕収録の前の日の夜から胃が痛くてですね。大丈夫かなって思ってて。久しぶりに結構しゃべる役だったので、緊張感を持ちながら演じさせて頂きました。
浪川「緊張している様子がかわいかったですよ」
(笑)。でも、とても楽しい収録でスムーズにいってよかったと思いました。
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この物語は海賊が中心になって進んでいく話だったんですけど、今までこれほどアットホームというか、人がいい海賊達っていないだろうなと思いましたね。みんないい人たちで、ドジの集まりみたいな海賊で(笑)
浪川「ハートウォーミングでしたよね」
ね。だから俺も、「俺海賊だけど、いいのかな、こんなボヘラっとしてて」って思いながらやらせてもらったんですが、でもすごく楽しかったです。海賊さ加減というか、家族が出来上がってるみたいな感じで。ああいうのってもう家族じゃないですか。その家族感が非常にやってて楽しかったですね。
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海賊って、イメージ的には物を盗んだりとかそういうイメージがあったんですけど、今回シナリオを見たときに、ぱっとした印象では完全に僕の方が悪いというような感じで(笑)。
控えめな性格で仕事をちゃんとまっとうにしているはずなんですけど、なぜか小西さんや代永くんの方がいい奴っぽく見えてしまうってのが……
小西「そうだよね。悪いことしてるから捕まえているのに、捕まえた方が悪い!みたいな(笑)」
そういう第一印象だったんですけど、でもそれを含めてもハートウォーミングな作品でした。
収録自体は出番が途中からだったんですけども、こういう役って個人的には好きな方なので。抑えているキャラクターでやっててもどかしいところはありましたけど、そういう部分もだんだん気持ちよくなってきたというか、演じられてよかったなと思いました。
小西「なんか寂しそうだったよね、みんなはチームだけどチームじゃない、みたいな」
そう、目の前で仲間になっていく人達がいるのに……
小西「いじってほしかったんでしょ。仲間に入れて欲しかったんでしょ」
はい。
(一同笑)
でも最後はひとつになれた気がします(笑)
笑うところは精一杯はにかんでやらせていただきました。
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聴き所、力を入れた所 |
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演じる上で力を入れたところは全部です!全部としか言いようがないぐらい全部です!
ここまで小西さんと掛け合いをさせてもらったのも初めてですし、落ち込んだと思ったら急浮上したりと落差がある子だったので、全て力を入れて演じさせていただきました。
作品の聴き所は、やっぱり浪川さんのリオだと思いますね。
小西「その心は?」
浪川「その心は?」
かっこよかったですからねー。
小西「かっこよかったね」
浪川「ありがとうございます」
全編通して聴いて欲しいです。
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キャラクターを作っていくうえで、言葉っていうのが今回演じる上で一番難しかったところですね。イクタの言葉は何語なんだろうなと思って、広島弁でもないけど、関西弁でもないけど、標準語でもないっていう……彼独特の言葉遣いが一番最初難しかったですね。
言葉に慣れないまましゃべっちゃうと、聴いている人にはすぐ分かってしまうので、そこをまず自分の中に落としてくるのが大変でした。
なので、僕としては、彼の言葉になっているのかどうなのかっていうのを聴いてもらって「大丈夫だよ」っていう優しい言葉が聞きたいです(笑)
(一同笑)
あとはですね、皆さんは聴けないポイントなんですけど、今日しゃべってて、浪川さんがとちった時に、普段は「あーごめんなさい!」とか言うんですけど、今日は「失礼しました」って役のままで言い直してて、あれがかっこよかったですね。
(一同笑)
代永「そうですね」
浪川「やめてくださいよー」
かっこよかったよ。役を維持してるなって。プロだなって。
浪川「(笑)。でも、嬉しいですね。そうやって言っていただけると」
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原作を見させてもらった時に、この二人がメインでやるっていうのは声がすぐ出てきて想像できたんですよ。
で、自分の役を見ると、代永君より年上で小西さんより年下で。二人とそれぞれ、小西さんの年下役、代永君の年上役ってのは演じたことがあるんですけど、この二人の間っていうのを実は悩んじゃって。
小西「今日スタジオに来た時に、『小西さん今日どうやるんですか?』って聞いてきたんですよ」
そうなんですよ、どう演じるのかなって思って。二人のキャラクターと声ってのはすぐ僕の中でマッチしたんですけどね。
で、演じてみたら「もっと若くして」って調整があって、久しぶりに難しく感じましたね。
でも、三人のバランスになったときに異質でいたかったっていうのはあったんですよ。二人が噛みあってるのに自分はかみ合わない感じでやりたかったってのがあったので、聴いててでこぼこ感があると思うんですけど、そこは聴いてほしいところだな、と思います。
あとは、絶対聴いてて暖かい気持ちになれるので、それぞれどこで感じるかは違うと思いますけど、みんなひとつの聴き所っていうのは絶対出てくると思うので、そこは大切に聴いてほしいなと思います。
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ファンの方に一言お願いします |
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僕も原作を読ませていただいたのですが、大好きな作品で、現実にこんな海賊がいたら自分も混じってみたいなって思う海賊のお話が展開されています。その中で、人魚と呼ばれる緋水っていう男の子が紛れ込んできて……っていう、お話はスムーズで聴きやすいし、聴いていたらあっという間に終わってしまうんじゃないかなって思います。
また、聴き終わった後にほわっと心が暖かくなる作品だと思います。
ぜひぜひ聴いていただける皆さんも同じような感じでほわってして頂けたらいいな、と思いますし、皆さんの力をお借りして、二巻、三巻と続いていけたらいいなと思います。
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僕、このイクタという役を演じる上で、彼の言葉である「〜ち」とか「〜き」とか「わいは〜」っていう広島弁っぽい言葉遣いをもともと芝居とかで言いたかったんです。坂本竜馬とか幕末の人物が好きなので。だから、「あ、言えた」と思ってすごく嬉しかったです。なので、この役にはすごく思い入れがあります。
代永君も言ってましたが、聴いた後温かくなったりとか優しくなれたりする作品ですので、聴いてもらえたら嬉しいなと思います。
そして、僕またこの役を演じたいので、よろしくお願いします。応援してください。
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皆さんが言ってたように、人を信じられなくなった時、これを聴けばきっとまたもとの自分を取り戻せるんじゃないかと思います。
小西「おっきく出たね(笑)」
すごく素敵な作品なので、日々辛いことがあると思いますが、そういう時は聴いてもらえると救ってもらえるんじゃないかと思います。
僕達も一所懸命やりましたので、他の人にも紹介してもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
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