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<上写真> ★上段左より、菊本平さん、上岡徹也さん、楠見藍子さん、吉田聖子さん
★下段左より、岡本信彦さん、平川大輔さん、下野紘さん、中村悠一さん
<下写真>
★左より、平川大輔さん、下野紘さん |
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<下写真>
★左より、岡本信彦さん、中村悠一さん |
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収録の感想 |
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読ませていただいて、とにかくですね、僕は今井が本当に面白いキャラクターだなと思いました。
今井があっくんのことばかり言ってしまうっていう、妄想を挟みつつ現実世界での会話をしたりっていうシーンが好きで、最初に原作を開いた時に「(妄想で)あ、先生、何を」ってなってる次の瞬間に「っていうストーリーはどうですか」って真顔で言ってるのが面白くて、普通にシナリオとしてではなくて、漫画として読ませてもらいましたね。
なので、収録する時には自分の中では比較的すんなりやれたというか、どういう風に面白くしようかなと思ってやれたので、特に大変だった感じではなかったです。
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今井君は頭のいい人なので、普段は周りの人の反応だったりとか、「こういうことをしたらこうなるだろうな」っていう、二手三手先が読めちゃう人なんだろうなっていうのを思っていました。
とくに学生時代の絵を見たときに思ったのですが、あっくんと一緒にいるとき以外はとても理知的というか、あまり驚いたり大きな声を出したりすることのない、何かにつけて普通に対応しちゃうような人だという感覚を持ちまして。台本を読んでいたらやっぱり、あっくんと対応しているときだけ激しく何かが振り切れていく感じだったので、「あっくんが特別なんだ」という、感覚がうまく出ればいいなぁと思いながらシナリオを読みました。
今日の収録も、普段と、対あっくんの時のギャップ、なおかつ変態モードのスイッチが入った時、三段活用で変わっていけるといいなあと思ってやらせていただきました。いかがだったでしょうか。
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最初に台本を頂いた時に、キャラクターのイラストというか、原作の山田と田中の顔が映っている部分だけ頂いたので自分と田中のイラストは分かってたんですが、今井と小山のは分からなくて、どういう風な表現をしているんだろうと思いながら拝見しました。ま、平川さんの役がどちらかというと変態じゃないですか。
平川「どちらかと言わなくても(笑)」
下野「変態だよ(笑)」
だから、すごい役だなと思って、純粋にこのキャラクターの振り切れ具合をどうやるんだろうなと思いました。だから、自分のとこじゃないところなんですが、どういう風に演じられるのかな、作っていくのかなっていうところを楽しみに読ませて頂きました。
収録も案の定変態でして。その、陰湿な変態のようなところをですね、悪意のない変態に演じているというか、そういうところで不快感はないんだなって聞いていました。素敵だなって思いました(笑)。
これって演じ方によってはすごくしんどい人になるじゃないですか。「(怪しく)ちょっと、着てみてよ」って。
(一同笑)
平川「そうですね(笑)」
そうじゃないところを見せていただいたので、こういうのはほのぼのとして見ていられるなって思いました。
山田は笑わないって言われたのがちょっとびっくりしました。確かに、原作でも半分閉じかけた目で覇気がみなぎってるわけじゃないキャラクターなので、そんなに起伏はないんだろうなと思ってたんですけど。笑った描写も原作では描かれていないと聞いたので、また演じることがあったら、その辺を考慮しつつ作っていきたいなと思いました。
僕と岡本君のシーンに関しては、いわゆる絡みとかはなくて、本当にちっちゃくなった人との関係というか、そこのシナリオだったので、コメディになるんだなと思いました。で、本編の方もコメディ色があるじゃないですか。だから、コメディなものの中のサブストーリーでコメディがあるというのが面白いと思いました。
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今日収録を終えての感想は、平川さんの役がいい感じで変態だな、と。そこにドキッとしました。そして下野さんの役のツッコミが面白くてすごく楽しい作品だな、と思いました。
田中課長と山田君は、不安がかなり強くて、まず、老けかぁと思ったんですけど…。
平川「30歳って老けなの?」
(一同笑)
岡本「あれ?」
中村「ば、ばかにしてんのか」
平川「俺そしたらどうなっちゃうの?」
岡本「ごめんなさい(笑)」
下野「ま、でも岡本君からしてみれば……」
中村「そっか」
平川「すまないねぇ」
僕30歳位の役ってあまりやったことがないので…。
あと、漫画の原稿を頂いて見た時に山田君はすごいどっしりした人で、自分が田中課長をやっていて、山田君はなんていい人なんだという感じですごいかわいく見えちゃったんです。次があったら田中課長はそのままにしていただいて、もうちょっと中村さんの演じる山田君とかけあいが出来たらいいなぁと期待を膨らませつつ、本当に今日の収録は楽しかったです。
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聴き所、力を入れた所 |
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聴き所は、やはり今井の変態。そして、田中課長と山田くんと、Hシーンかなっていうところだと思うんですけど。その他にもいっぱいありますが、僕はとにかくそこがお気に入りです。
小山に関して言えば、とにかく女装をさせられる人で、普段は普通の男の子なんですけど、でも普通よりは女の子っぽい部分がちろちろっと出てくるのもあった方がいいのかなと思ったので、突っ込みをするにしても、そこでがなるようにはならないように気をつけたりしました。
あとは、Hシーンは本当に緊張しました。以上です。
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聴き所は、妄想劇場じゃないですかね、やっぱり。原作だと1カットで終わってたりするものも、今回ストーリー仕立てでお送りしていますし、下野君の女装がですね……あ、下野くんじゃない(笑)
(一同笑)
下野「ええ、僕は女装してません」
あっくんの女装がですね、とても可憐だったりするので、そこを聴いて頂きたいなって思います。
あと、やっぱり僕も山田君と田中課長のコンビがもっと聞きたいなと、思ってしまっています。腹八分というか、後一口!という感覚にさせてくれる絶妙の間尺だし、つながりがないんだったらないで、オムニバスみたいに僕らの話全部やって2人の話になるのかと思ったら、合間合間に入ってくるということで。そういう意味では、早くそっちを聞きたい!!と本編を早送りされてしまうことがないといいな、と思ってしまうぐらい楽しかったので、そこも大きな聴き所の1つじゃないかな、と思います。
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女装をさせるという部分が重要なファクターとしてあるんですけど、漫画だとともかく、ドラマCDだから「女装しました」って一言で言われても絵がないので、音声だけで伝わるのかなというところは思ってまして。
こっちも作品を解釈しやすいように演技をして作っているんですけど、そこが受け手の人たちにも、言葉通りの情報だけを流して聴くんじゃなくて、いろいろ想像してしっかりとイメージを思い浮かべながら聴いていただけるといいのかなと思って、そういうところで聴き所なのかなって思いました。
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1つのCDに2つストーリーが入っているので、そこが聴き所ではないかと思います。
演じる上で力を入れたところは、クールな田中課長を出来たらいいなぁというところで、頑張ってみました。皆さんに聴いていただいて、脳内で田中課長の絵が出てくれば万々歳です。
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ファンの方に一言お願いします |
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中村君が言っておりましたが、やはり漫画とドラマCDでは違っていて、漫画に描かれている部分とかも、一応セリフとして表現されてはいますが、とにかく本当聴いている方の妄想力というか、そういう風なものを掻き立てられたらいいなと思います。
役者陣としては楽しんでやっていますので、いろんなことを今井以上に妄想して、なんだったらそこにないセリフまで妄想して頂いたりとかして、それもありつつ本編も楽しんでいただければと思います。ま、好きなように楽しめばいいんじゃないでしょうか。
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やっぱり作品の大部分を占めるので、変態とか、妄想とか、そういうところに目がいってしまうんですけど、僕はわりと最後の方にあった「君の手は僕を抱きしめてくれる」っていうセリフがですね、とても重いセリフだなぁ、いいセリフだなと思いました。今井の立場からすると、周りの人が「あいつはちょっと人と違うから」、「天才だから」って勝手に線を引いちゃっていて、その線を簡単に飛び越えてきたというか、線が最初からなかったのがあっくんだったんだろうなって。高校生の頃から5年間、間があいていて、再会して、という話でしたけど、彼がその間にどんなことを経験して、どんなことを思って今こういう風になっているのか、お話が紡がれて彼がどういう感情を改めて確認したのかというところを感じて頂けると、また一段と楽しめるんじゃないかと思います。
ほんわか暖かくなるような作品だと思いますので、ぜひ何度も聴いてそのあたりを感じていただけたら嬉しいです。
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本編の2人の話に、僕と岡本君がやらせて頂いた課長と山田君の話が入っているんですが、それにより片方のエピソードごとのシナリオの尺は短いなと感じられると思うんですね。お話としては完結しているので、シナリオ上は満足いくんでしょうけど、もうちょっと長く楽しみたいと思われる方達もいるんじゃないかと思いました。
なので、皆さんがもっと聴きたいという意見を頂けたりすると、聴ける機会があるかもしれませんし、その後独立もするかもしれませんから、そういうところをまだ期待しつつ、今は消化不良かもしれませんが(笑)、こちらの方を楽しんで頂けたらいいなと思います。よろしくお願いします。
山田と課長はまだ初日で、夕方で終わりですから。帰り落としちゃうかもね。
岡本「それはやめてください(笑)」
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僕も、もっともっとこの山田君と田中課長の話を見てみたいと思っていますので、ぜひぜひ応援をよろしくお願いします。また機会があれば嬉しいなと思います。原作でもあるスリッパの中に入る話とか、ちょっと楽しみだなと思っています。
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