今回は、ショートバージョンにはいなかったコルド爺の登場で、物語により深みが出たんじゃないかなと思います。
王子をはじめ、素敵な殿方に囲まれている比奈ちゃんを、楽しく演じさせていただきました。

今回はショートバージョンと違って、ほんとにボリュームたっぷりのお話がやれて、役としては二回目なので懐かしいんだけど、どこか新鮮な感じでしたし、演じていてすごく楽しかったです。
小さい王子と大きい王子を演じ分けるのは、とても難しかったんですけど、難しい中でも、楽しくやれたんじゃないかなと思いました。
スタジオに来るまではとても緊張していたんですけど、始まってみると凄く楽しくて、何で緊張していたんだろうと思っちゃいました。

ちょっと前にショートバージョンを、文庫本についたミニＣＤという形でやったんですけど、そんなに時間を空けずにドラマＣＤ第一弾ができて、みんなが再会してスタートをきれたのは、嬉しいです。キャストも変えないでくれて、ね（笑）
これが本格的なスタートになるので、これからもシリーズ、数を重ねていきたいなと感じました。

再びフォルカスという役をやらせていただけて、こんなに嬉しい事はないと思います。
位置的に王の側近、王子のお付きの人なので、色々説明しなきゃいけないじゃないですか。それが、大変だったなーって（笑）
大体いつもそんな役割なんですけどね、僕。
僕以外の人が皆幸せそうに見えて、僕に不幸が集まってるんじゃないかと思ったんですけど（笑）終わってみたら、そういうのも含めて楽しかったです（笑）
本当にこの作品がシリーズ化して、みんなが幸せになるといいなと思っております。

僕は、今回から新しく参加させていただきました。
コルド爺は、おじいちゃんなんだけど、見た目は少年の妖精さんみたいな感じということだったので、そのことを意識してやらせていただきました。
現場でもすごく楽しかったので、この作品が、ＯＶＡとか劇場版とかなったときには（笑）是非僕も出させて欲しいなと思いました。

作品後半にかけての、気持ちの盛り上がりとか、またこの先どうなるの！？みたいなエンディングへの流れがいいので、そのあたりを聞いていただけたらと思います。

個人的には、古代種と王子の対決が、演じていて気持ちよかったです。
昔の戦いには直接関係ないんだけど、自分も子孫として関係があるから、比奈を先に逃がそうとするっていう王子の王子っぷりがよく出ていて、そのシーンはすごく気に入っています。

なんといっても前野君ですよ。格好良くて。
ミニ王子と普通の王子、見事に演じ分けておりました。

前野：やめてくださいー！　そういうプレッシャーに弱いんですから、僕。

神谷：本当に素晴らしいですよねー。聴き所は、前野君です！！ほんとに素敵でした！
後、中村君もカッコ良かったと思います。彼はいつでもかっこいいんで（笑）

ミニ王子が比奈を助けようと、泣きながら頑張るところが好きです。
王子、プライド高そうなのに、比奈のために必死になって、かっこいいなーと思いました。
最後の未来に続いていくようなラストシーンも、すごく好きです。

この続きを出していけるのは、皆様の応援の力だと思いますので、どうぞよろしくお願いします！

非常に可能性がたくさん詰まっている作品ですので、今後の展開は皆さんの応援次第だと思います、よろしくお願いします。

前野が本当に可愛いんで。ミニ前野が（笑）

前野：僕はミニじゃないです！（笑）

ほっとけない比奈と王子の今後を、皆さんと一緒に共感しながら楽しんでいけたらいいなと思っていますので、このドラマＣＤで初めてこの作品を知ったという方も、原作のファンの方も、ぜひ楽しんでいただければと思います。

なんといっても前野君がとってもカッコいいので！　本当にそれだけでも聴く価値のあるＣＤだと思います。
あと岡本君も、あんまりやったことのないタイプの役をやっていると思います。多分岡本君のファンの方も聴いたことのないような役だと思うので、興味津々じゃないでしょうか。
あと、魔王もね、いつも通りかっこいい、こんなお父さんがいればいいなーっていうような感じを演じてらして、そういった所を聴いていただければと思います。
あ、中村君はいつも通りかっこよかったので、皆さん安心して、聴いてください（笑）

個性豊かなキャラクター達が沢山いて、お話自体もとても面白くて…。先ほど言ったラストの希望の後にはどういう話が続くのかとか、僕も知りたいので、続編があれば、是非コルド爺も出ていれば嬉しいなぁと思います（笑）応援よろしくお願いします！

とてもスピーディーな収録でした（笑）。
どちらかというと、「遊んでもいいよ」という感じでしたので（笑）、僕の中ではいろいろ楽しんでやれたと思います。
自分なりにあそこをこうすればとか、こうやる方向もあるなと色々勉強にもなった収録でした。

僕が面白いと思ったところは、リウ王子が、ネコにされる所です。
これはＣＤなので絵がないんですけど、どういう猫にされて、どうなってるんだろうっていうのを、皆さんが想像できるといいなと思いました。
よく言われるんですけど、僕がやるネコは、大体可愛くないのを想像されるらしいんですよ（笑）
でも今回僕の中では、（絵で描きながら）首がちょっと長くって、毛並みはリウ王子の髪の色で、っていうリアリティのないアニメチックなネコのイメージです。
僕としては、そう想像してもらえるように、頑張ったつもりです。
こういう半分人間、半分ネコっていうのを演じることが殆どないので、楽しみに聴いてください。

非常に乙女っぽいというか、ときめきが多い作品です。まぁ、僕のやらせて頂いた役にときめく人は殆どいないと思うんですけど（笑）魔王とか王子にときめいていただければ。
王子はちっちゃくなって、可愛い状態にもなるので、こういう思いっきりファンタジーの世界を楽しんでいただけるといいなって思います。 ファンタジーをファンタジー然として楽しんで頂けるといいなと思います。