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★上段左より、川原慶久さん、梶裕貴さん、前野智昭さん、世戸さおりさん、太田哲治さん、増田隆之さん
★下段左より、鈴木達央さん、羽多野渉さん、三宅健太さん |
シナリオを読んでの感想 |
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とにかく声を張るシーンが多かったんですがただ張るだけじゃなく、テンポも大事なのかなと思ったのでテンポ良くポンポンいきました。
呼吸が追いつかなくなっていくぐらい、体温をがんがん上げ、テンションも上げてやらせていただいたんで、収録が終わってすぐは、ほんとに汗だくになりました(笑)
時間的にはあっという間で駆け抜けるような作品だったと思います。
金井は、へたれとか言われたりしてたんですけど、原作を読んだ感じでは全然へたれじゃないのかなって思って…。
なので、へたれを意識するというよりも、ほんとにふつーーの子が、アノ学校に入ってしまったらこうなるっていう、そういうおもしろさが聴いている方に伝わったらいいなと思い、あまり個性的に作るっていうよりも、感じたまま真っ直ぐやらせていただきました。 |
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シナリオ読んだ時は、自分がBLでこういうヤンキーの役を始めてやらせていただくので、楽しそうだなとワクワクしていたんですけど、実際やってみたら、「おう!」って思うくらいに、とても自分の限界突破をしないといけない部分が多々ありまして(笑)
そういう所をやっていくうちに、叫んだ後に、セリフはまだまだ先があるんですけど、銀粉が目の周りにちらちらと見えるように(笑)
それぐらい、張ったり、叫んだり、させていただきました。
なんせ僕、飛び蹴りから始まりますので(笑)
東雲は、強がってる部分の裏に、純情さというのがすごくあって、ある意味そうやって突っ張って、その部分を隠しているようなキャラクターだったので、今まで纏っていた鎧を剥がした時に、その鎧の残り香みたいなのをいかに出すかって言うのを、自分の中で苦労してしまいました。
そういう所では、苦労した分新しい発見があったりとか、あぁこんな風に自分って変わってくんだなって、お芝居をしながら気付く面が多々あったので、東雲というキャラクターに教えてもらうことが多かった作品でした。 |
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ほんとに楽しかったです。
いつもですと後半にいくにつれて、疲弊していったりすることもあるんですけど、今回は終始明るくやれました。
こういう作品は結構好きですね!
昔、中学生の頃とかに読んでいた不良マンガとかを思い出したり、あの血染めの学ランの話とかニヤっとしてしまうというか。
これは男性にもウケるんじゃないかな、と思いつつ、試みが凄く面白い作品だなと思いました。
あとは、キャストが今回、みんな本当に合ってるなと。
違和感があまりにも無さすぎて、凄く不思議な感じでした。作品を切り抜いた状態が、そのままスタジオの中にも関係性として発生してたりとかが、面白かったです。
収録自体も、作品のテンポ感に合わせて、明るくトントンと進んでいったんで、とっても楽しかったです! |
聴き所や、力を入れたところ |
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今までやった中で多かったのは、主人公でモノローグが多くて、主人公の目線で話が展開していって、凄く気の強い相方がいて…という、受で。
だから今回も受かな?と思って読んでたんですけど、実は受じゃないっていうのが、えぇ!?って、あぁ、そうなの?って(笑)
そんな彼の中にある男の部分は、眼鏡を外したらスイッチが入る感じで想像して聞いていただければ…。
あの、まかり間違っても、僕の素ではないので。そこだけはちょっと(笑)
三宅「うそつけ」
鈴木「もっそ、そっくりやん!」
三宅「つか、羽多野じゃん、もう」
鈴木「まんまだよ」
ちがーーう!羽多野じゃなーい!(笑)
いやでもね、ラブなシーンになるとちょっと男の部分が垣間見える金井君をぜひ、好きになって欲しいなと思いました(笑)
鈴木「遠まわしに自分を好きになれってことだな」
三宅「ほんとは俺ドSなんだぜってことだよな(笑)」
鈴木「攻めるぜ!ってことだよな」
(笑)そんな僕が知りたい人は、(下を指して)こちらまで(笑)
三宅「見えないから!」
鈴木「ベタベタのボケだなー」
三宅「かわいこアピールだな」
あぁ、おれはSだよ!
三宅「あ、投げ捨てた(笑)」
Sの羽多野でした!(笑) |
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いやもうねー、僕そっくりなんですよ、このヤンキーというガラの悪い鎧を剥ぎ取ったら、実は純情っていうね。
羽多野「やらしいよなー」
三宅「でも、たしかにツンデレではあるよな(笑)」
羽多野「まぁ、素直じゃないところは似てると思う」
思いっきり素直じゃないという所は、そっくりな鈴木です(笑)
今回は、全編通して、そこかしこに聴き所みたいなのを散りばめたので、一度でいいから、一瞬たりとも気を抜かずに聞いて欲しいと思います。
金井がやりたいことがあるっていうと、無理やりにでも「やったろ!」っていう所だったりとか、掛け合いが凄くキモになってくるだろうなとは思っていました。
このセリフがあるから、こう来るのかなっていうのが分かりやすく見えたりするので、その辺が聴き所じゃないかなと、個人的には思います。
あと、周りを彩ってくれた前野君、梶君、川原さん、太田さんとかが、とてもパワフルな物を残してくれているので、僕らメインどころの掛け合いも聴き所かもしれないんですけど、サブキャラクターたちが、妙に濃いんですよね(笑)不良高校で、みんないい味出してるもんだから、
羽多野「熱かったよね」
うん。
周りのキャラクターの熱に凄く触発されている部分があるので、ぜひお聴き逃しなく!
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話が進むごとに、僕のお芝居がフリーダムになっていって。
羽多野「絶対聴き所は、冷蔵庫ですね」
鈴木「冷蔵庫だね」
ちょっとリアルなアドリブ入れてみました(笑)
鈴木「だって、テストと本番違うこと言ってんですよ!?」
色々考えたんですよ、ほんと(笑)
作品自体が凄くカラッと明るいんで最終的にメイン二人の関係の発展とかもあるんですけど、意外に「おっ青春ぽいな」と思ったのが、一個の事件をきっかけに、それまで畏怖の対象で見られていた金井と東雲への見方が変わって、周りの人との関係が変化していくところですね。
やってるキャスト達も、段々いい雰囲気の流れを作れて、最後も、話の上での余韻が残る…。
それを見ていて、すごくノスタルジーな気持ちになりました。
その雰囲気を聴いていただけると嬉しいです。お勧めです。 |
学生時代の部活の思い出 |
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高校時代は、マンガアニメ研究会にいまして。
それには経緯があるんですよ。そこに入る前に軽音楽部に入っていたんです、ギターやってて。
バンドが組めると思ったら、実は逆で、うちの学校はバンド組んでから入るんですよ。
だから、「ぼくギターなんだけど」っていっても「あぁ、そうなんだ…」という感じで誰もいなくて(笑)でも、同じような感じのボーカルの子がいたんですけど、その子が掛け持ちで入っていたのが、マンガアニメ研究会(笑)
そこに滑りこむように、いや、むしろのめり込むように入っていって。
いつしかギターをGペンにかえ(笑)
(一同爆笑)
マンガを描いたり…。まぁ、僕は読む方が専門だったんですけど。
楽しかったですよ、部室で夜遅くまでマンガを読んでたり、友達と『やっぱりあのマンガは、ここがいいよね』と論争を交わした日々。
鈴木「暗っ・・・・」
三宅「くらーっ(笑)」
そんな、学生時代でしたっ。
三宅「なんか、切なくなってくるんだけど(笑)」
鈴木「チクチクと胸が痛むよ、聞いてるこっちが!」
いいじゃないですか!それが僕の青春なんですよ!
僕の青春は、二次元に捧げたんだ!!
(一同爆笑) |
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ま、そんなのとは真逆の爽やかな青春時代を過ごしてました。
羽多野「そりゃそうでしょうよ、あんたは。そりゃモテたでしょうよ!ふん」
三宅「どうしたよ、羽多野(笑)」
テニス部に入ってですね、死ぬほどのめり込んで、朝の五時から起きて、みんなが朝練始める前に一時間自主練とかしてました。
羽多野「さわやかー」
今考えると、がんばったなーと思うんですけど、その当時に、三回ほど告られました。
羽多野「自慢ですよ、センパイ!」
三宅「おう、イケメンだよー」
羽多野「イケメン大魔王がいるよ!!」
三宅「モテ期だったんだ」
はい、モテ期でしたねー。
そしたら、そのあとの人生ちょっと暗くなりましたね(笑)
羽多野「バチがあたったんだ!」
でも、そんなテニスがとっても楽しかったのが部活の思い出です。
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中学の時の部活で、いまだに何でかなーって思っていることがありまして。
柔道部に入った時に、顧問にもう一つ入らないといけないものがあるって言われたんですよ。
少年消防団っていうのが当時地域であって(笑)
羽多野&鈴木「へーーーーーー」
それに、強制的に入らされたんですね。
で、普段は柔道部の練習で、日曜日とかも学校に行くわけですよ。顧問も柔道バカだったので、乱取りを何セットもやらされたりしてたし。すっごい練習が厳しかったんですね。
でも半年に一回くらい、やけに早く切り上がる日があって。そしたら大体、「よし、これから皆はっぴ着ろ」って(笑)
「あぁ、そうだった!俺達少年消防団だったんだ!」って(笑)
羽多野「忘れたころにやってくるんだ!(笑)」
(一同爆笑)
大体、夜に「火の用心」とか言いながら歩いたりするんですけどね。後は、出初式に出たり。
いまだになんで強制的に入らなきゃいけなかったのかが、謎なんですよね(笑)
柔道を一生懸命やってたはずなんですけど、そっちの記憶の方がやたら鮮明だったりします(笑) |
ファンの方に一言お願いします |
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とにかく走り抜けましたんで、大騒ぎな感じ、お祭りみたいな感じで、一緒に楽しんでいただけたらと思います。
純愛ですので、そこはお間違いなく!
三宅「なにと間違えるんだよ」
あ、間違えないか。
鈴木「おまえの恋愛を入れ込まないで。そういうところに」
純愛だよ、俺は!!
三宅「おまえちょっと今日変だぞ(笑)」
大丈夫です!大丈夫なはずです(笑)ほんと、楽しんで頂きたいです(笑)東雲君、金井君を好きになってください! |
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収録が終わって、くったくたになっている渉は置いといて(笑)
東雲、金井の物語が描かれているわけなんですけど、二人の掛け合いがやかましいと思うので、心して聴いていただきたいなと(笑)
『へー、こんなツンデレもあんの?』という風に聴いて頂くのもまた一興だし。
『へー、羽多野渉ってこうなんだ』って思いながら聴いて頂くのも一興です。
羽多野「待て待て、演技!」
『へー、鈴木達央って普段こうだけど、意外とこういう所もあるんだな』って投影していただいても結構です。
羽多野「可愛いとこばっかり…。いいなぁ」
(一同笑)
三宅「おまえ、なんか重いよ!」
羽多野「早くまとめろよ!」
とにかく作品自体は、全編通してカラッと明るい感じに仕上がっているので、これを聴いていただいて『純愛って意外といいじゃねーか』と思っていただければ。
ただ、オマケにいった時には、そんな純愛も穢れてしまうような話もあるんですけど(笑)
三宅「だから、重い!(笑)」
羽多野「でも、ソファーはいいよねー」
三宅「ソファー部は名言だよね」
ソファー部は名言ですよ!僕、入りたいです。
羽多野「うん、僕も入ります」
三宅「じゃあ俺も入る」
鈴木・羽多野「あ、どうぞどうぞどうぞ」
(一同爆笑)
このインタビューの空気感は、そのまま作品に直結しておりますので、マジで?って思った方は、是非聴いて頂ければと思います。
すごく楽しかったです!
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このコメントのテンション、伝わるかー!?(笑)
(一同爆笑)
とにかく二人がこんだけ疲弊していて、タイトル通り、たくさん「ラッシュ」したわけですよ。
それだけ熱を入れて二人がやっただけに、非常に甘酸っぱくも、まさに青春。十代にしか出来ない恋愛だなと思いましたので、
鈴木「僕、十代に戻りました」
羽多野「うん、戻りました」
そんな二人の、『恋愛にも一直線、カリッと青春!』みたいな感じを楽しんで下さい。
あ、お兄ちゃんもいますからね!(笑) |
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