なんか、かわいいお話ですよね、とってもね。原作も読ませて頂いたんですけれども、主人公の二人がなんとも不器用で、珍しく、クスクス笑いながら読めました。
ボリュームのある原作なので、ドラマＣＤとしてやらせて頂けるところ、頂けないところがあるんですけれど、そういう入らない部分の時間経過も踏まえて一本のドラマを作れたらと思って臨みました。そこが、できていたらいいなと思います。
キャストの方々も顔見知りの方が多かったので、とてもリラックスした気分で楽しくやらせていただきました。

久しぶりに、キャラクターをつかまえるよりも先に、「作為的に」と思って演じました。なぜかというと、一番最後のトラックで鬼畜なものがあったので…
　水島「ぶー」
鬼畜なものが…
　水島「ぶー」
　（一同笑）
なんだよ（笑）、鬼畜は言っても大丈夫だよ。
鬼畜な、妄想の話があったので、そことの対比はバリッと！出たほうが絶対面白いなと思って、役云々より先にコントラストを考えました。
平川「まずオマケありきなんだ（笑）」
本当に（笑）。珍しいことなんですけど。
あれがわざわざ最後にきてるんだから、一笑いとるぐらいのつもりで、落差をつけて、その中で犬っぽさ、愚直なまでのクソ真面目さを出していけたらなと思いました。
あとは、こんな声ですけど、高校二年生です（笑）。そこを許していただけるとこれ幸いです。楽しかったです。

今回に関しては、メインとなるのは梶と蘇根川だったので、ストーリーの中心に入っていくというよりは、「こういう二人もいるよ」って言う宣伝的な部分もあったというか（笑）。
（一同笑）
でも、倉田とのやりとりは楽しかったし、本当に全キャラクターが可愛いなと思って。
特にやましい部分もなく、みんなストレートな気持ちで生きているところが、演じていていい意味で楽というか、自分の心を濁らせなくてよかったので。やっていてすっきりした作品でした。

倉田は蘇根川よりも一学年上のはずなのに、末っ子気質というか、自由なキャラで。原作を読んでいただけると分かるんですけど、唯一、口が“３”になっていたりと、コミカルな役どころとなっていましたので、個人的にはとても自由にやらせていただきました。
これから水島さんとのお話も出るらしいので、そちらの方では、梶と蘇根川がどのように絡んでくるのかというのが楽しみです。
そんなのを妄想しながら、はっちゃけて演じさせていただきました。

……おまけ（笑）
（一同爆笑）

安元「やー、俺だけじゃなかった」

あの…乱れてみました（笑）。

おまけです！
（一同笑）
序盤戦の犬っぽさと夢の中での鬼畜っぽさ、鬼っぽさ、犬と鬼とが同居してる作品ですので、そこのコントラストを楽しんでください。

えー…

安元「オマケ？オマケ？」

オマケです（笑）
（一同笑）
えっと、自分の役はまだ登場が少ないので、若干のツンデレというか、ちょっとそっけない感じの役でいて、自分たちがメインの話になった時はもっと出そうかなというところで、ちょっと出し惜しみしつつ（笑）。
聴き所は、やっぱり安元君のかわいい演技ですね。今回僕、４人の中で一番かわいいと思ったのが安元なんで（笑）。

安元「はずい」

そこがすごく今回はいいところだと思います。

安元「なかなかないですからね（笑）」

みなさん、ヒートしてください。

個人的にというか、倉田といたしましては、ポカスカ殴りあうところはすごく楽しく。

水島「子どもっぽくやったよね」
安元「でも、すごく短くつままれるよ（笑）」
平川「薄くなっちゃう（笑）」

うすーく、うすーく、見えないところで頑張ってます（笑）。
作品全体を通して言わせていただくと、水島さんとかぶるんですが、本当に安元さんがかわいくて。

安元「金輪際ないかもしれない」

俺初めて見たんですよ！あんなキュートな安元さんを。

安元「俺も初めてだよ」
平川「話題騒然ですよ」

「兄さんやべぇ激萌えだ」と思いながら、聞かせて頂きました。

安元「よせやい」
（一同笑）

みなさんのお耳にどう届くのかがとても…

安元「そこが一番不安です（笑）」

僕は楽しみです。

さわやかに、誘い受けです（笑）。

安元「まあ、そうだすな（笑）」

そして、安元さんがとってもキュートです。

水島「結局その意見ばっかり（笑）」
安元「こんなにクローズアップされるとは思ってなかった」
（一同笑）

一枚でいろんな味が楽しめるＣＤになってると思いますので、ぜひ、いろんなところをフューチャーしながら何度も聞いて頂けると、末永く楽しんで頂けるＣＤになると思います。
続編もあるということなので、そこでまた梶と烈に会えることを楽しみに待ってます。ぜひ両方併せて聴いて頂けると嬉しいなと思います。よろしくお願いします。

一枚にいろんな要素が入ってます。ぎゅーぎゅーな感じです。笑えるところもあるし、ドラマとして素敵なところもあるし、鬼畜な悪い奴も出てくるし、色々楽しめますので、あなたの好きな形で楽しんで頂ければと思います。
あとは、真っ直ぐな人はやっぱり幸せになれるので、みんな真っ直ぐ生きましょう。

水島「いいこと言った」
鈴木「いいこと言った」

そうすると戦争なんか起きないぜ。

水島「でかすぎる（笑）」
（一同笑）
平川「一番悪そうな声の人が、一番いいこと言ってる（笑）」

地球は平和だ。

意外と家庭的なシーンもありまして、蘇根川家だったり、梶家の人がすごくかわいらしく登場してます。登場するお父さんなんて大体怖いんですけど、今回はいきなりお茶目な出方をしていて。とても平和的なので、聴いて嫌な気持ちになったり、辛くなることはまったくないです。

安元「いい奴しか出てないですよね」

そう。本当に前向きになれる作品だと思うので、ぜひとも聴いてください。そして、僕と達央君の方も楽しんで頂けるように、こっちで暖めておいてください。

とにかくピュアな物語だなと思いました。男性同士ってのはありますけれども、純真に人に恋をする気持ちってのはとってもいいなと改めて思えました。
なので、みなさんにもぜひそんな気持ちに浸って頂きたいなと思いますし、その後におまけを聴いて頂いて、「あ、こういうのもありなんだ」というのを確認して頂ければいいなと思います。
また、家族との会話もあったかいものがあると思いますので、そちらも聞き逃さずに暖かさを感じて頂ければなと思います。