今回のドラマは、話はすごく普通という感じで、役というものに対して素直に演じることができました。自分で無理して作った部分がなかったので、そういう風にできたのが、自分の中では楽しかったです。
実際に録ってみても、主たる僕と杉田君以外の、エディとかお姉ちゃんとかがすごく楽しくてですね、そういうお話の膨らみ方ってあんまりボーイズラブではやったことないなと思って、やるにしても聞くにしても楽しい作品だなという感想を持てました。

自分では気づくことができない成長のきっかけ、分かりえない自分のよさというのを誰かによって気づかされる、そんな心の交流が素敵だな、という印象を持ちました。

わりと長いスパンで、時間をかけながら育まれていく恋愛模様を描いてるなと思いました。なにげに四季を楽しめてしまう作品だと密かに思っているので、それはみなさんでどこだか探してください。
（一同笑）
あと、今日は収録中に食べすぎました。以上です（笑）
　皆川「どんな感想だよ（笑）」
　水島「確かに食べてたね」
結構、食べたね（笑）はい。

BLCDに出演させていただくことはあまりないので、出させてもらったことが貴重だなと思いました。読んでて、おもしろいなと思えたし、自分の役もがっつり話に絡めたし、やりがいのある役で楽しかったです。
あとは……やっぱり、相変わらず絡みのシーンで私は赤面してしまいます（笑）
（一同笑）
　水島「赤面してたの？」
　吉野「赤面してたんだ。俺、爆笑してのたかと思った（笑）。ちょっと動きが見えたから笑いそうなのかなと思って、俺も笑いそうになっちゃって。普段そんなことないのに（笑）」
　水島「間違えた釣られ方したんだ」
なんか、宙ちゃんと杉田くんが……ってなって（笑）
　水島「そんな風に思ってたんだ」
いえ、素敵でしたけど。
（一同笑）

聴き所は、こう言ってはなんなんですが、拓海とエディがなぜかものすごい熱い友情で（笑）。そこが、一番楽しく演じた部分かなと思います。
もちろんストーリーに絡んではいるのですが、そこの二人のやりとりが自分のパトスをめいっぱい振り切って、出せるものを出したような楽しいシーんとして頑張れました。でも、そこに力を入れたと言ってしまったら、杉田君が悲しむので……
（一同笑）
　杉田「いえいえ」
あとは、ボーイズラブでは通例の、濃密な時間というよりは、最後の最後で、段階をふんで気持ちが結ばれたという、ドラマらしいドラマができたのは充実感がありました。

各キャラクターの成長が聴き所だと思います。最初は自分の都合しか考えていない子供っぽい面が目立つ各キャラが、誰か大切な人ができて、交流を重ねていくうちに成長していく、という様が目に見えて分かるので、そこが特に聞いてほしい点です。

聴き所はまさに、最後のチューですね。これはね、みんな最後まで聞かないとダメです、聞いてください。あの絶妙な加減、二人がどう演じるのかなと思ってたら……やられた、これはもう聞くしかない、と（笑）。
（一同笑）
　皆川「そういうこと言われると気になるね〜」

まあ、作品途中のチューですかね（笑）。
（一同笑）
　水島「どこ？それ」
クリスマスとかね、素敵なチューが繰り広げられているので、音でも十分伝わるので、聞く人には感じていただけるのではないでしょうか。素敵なチューでした。
　水島「（笑）」

今回は、メインとして４人いるわけですが、４人のキャラクターがそれぞれ個性的で、普通に聞いて楽しめる作品だなって思いました。なのでそういうところを楽しんでもらったり、僕は皆川さんのかっこいいお姉さんが大好きなので、普通にボーイズラブCDという部分以上に、プラスの部分がたくさんあるので、楽しんでください。さよなら。

このCDは多岐に渡る楽しみ方ができると思います。僕は恋愛の群像劇だと思ってます。男女の恋愛という要素から見ても、この作品は価値があるのではないでしょうか。よかったねエディ、本当によかった。詳しくは聞いて確かめてください。

八年付き合っても別れるそうです！
（一同笑）
どうですか！けど、元サヤにもなるみたいですよ。希望が持てますよね。
　皆川「そうですね〜」

そうですね、八年……
　吉野「そこかよ（笑）。そこ広げるのかよ（笑）」
（一同笑）
楽しかったです。皆さんにも楽しんでいただけたら幸いです。ありがとうございました。
いっぱい聞いてください。