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★左より、坂巻亮佑さん、菊池こころさん、小野大輔さん、中村悠一さん、安元洋貴さん
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シナリオを読んでの感想・収録の感想 |
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前作で苦労して役作りをして、そして出し切った、完全燃焼した感がありました。今回続編ができるという事で。
その時の熱をしっかりと自分の体に呼び戻して、もう一度燃えなきゃいけないなと思って今日臨みました。
今回のシナリオを読んで思ったのは、あ〜随分とメイクラブしているなぁ、と。こんなにメイクしなくていいんじゃないかな、と思いました(笑)。
(一同爆笑)
数えてみたら6メイクしてまして(笑)。大変ですよ、6回は(笑)
安元「シックスメイクライだね(笑)」
(一同爆笑)
まあでもそれだけ龍との距離が縮まったという事です。一作目からの成長と…プラス颯太が、今回二人の間を繋ぎ止める絆として出てくるので、その颯太への親としての愛情と、龍への恋人としての愛情を一作目よりもより強く前に押し出していこうと思って演じました。完全燃焼できました! |
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前回ちゃんとくっついてきれいに終わっていたので、続編ってこういう場合、大抵別の人に視点が移って…という事が多いじゃないですか。なので、そういう事なのかなと思っていて。
また、石神と竜城のその後って描きようがあるのかなと思っていたんですけれども、読んでみて、あ、くっついてから発生する二人の壁を色々話したり、石神自身のキャラクターの掘り下げがあるんだっていう事が分かったり、前回分からなかった次郎との関係性だったりが分かったので良かったです。
収録ですが、2枚組を1日で録り切るって意外とないと思うんで、やっぱり体力的には大変でしたね。
僕も予想してなかったんですけど、絡みながらセリフが多いとすごい酸欠になるんですよ。絡みだけの息だけだったらそうでもないんですけど、それでセリフを言い続けると、意外とハードなんだと言う事を痛感しました。絡みのシーンが終わる度にくらくらしてしまって(笑)。
プラスこの収録スタジオが地下なので、新鮮な空気が全く吸えず、それが負担により拍車をかけたという(笑)。次回から自分の中で気をつけるポイントがわかったので良かったです。
小野「地上に出る?」
一回地上に出る(笑)。
(一同笑)
休憩の時に地上に出るとか、酸素ボンベを持ってくるとか。
小野「酸素ボンベ良いね〜」
安元「ボンベ? スプレーじゃなくて(笑)」
酸素スプレーだ(笑)。 |
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颯太は一作目より、よく喋ってるなと思いました(笑)。
意志表示が一作目より多くなっていて…一作目よりちょっとわがままになっていて(笑)。困ったらすぐ泣くという(笑)。
中村「違うんだよ、頭がよくなったんだよ(笑)」
…でも本能のままに従うのが子どもだから、素直な子っちゃ、素直な子なのかなって(笑)。でも、すぐ泣かないの!って思いました。
(一同笑)
あとは、龍の押しの強さとたっちゃんのちょっと一歩引いた優しい感じをうまいこと両親から受け継いで小悪魔に育ったなあって思いました。
私を置いていかないでって思いました(笑)。
演じる上では、今日は収録時間も長いし、すごく緊張してました。
朝、楽しい気持ちで行かなきゃって思って、全然関係ないんですけど桂枝雀さんの落語を聞いて。
(一同笑)
小野「素晴らしい」
中村「そういう方法なんだ(笑)」
安元「渋いね(笑)」
一作目よりは打ち解けられるようになって良かったです。楽しかったです。 |
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次郎を演じました、安元洋貴です。次郎という立場からすると、やっと少し掘り下げてもらえたなと思って、それはとても嬉しい事でしたね。
中村「前作はシャークアイランドで…」
そうそう。前回は兼ね役のシャークの鮫島さんの方が多かったんですけど(笑)。今回は掘り下げてもらえてよかったなぁ、と。
ただ、絡みがものすごい量あるな〜と思って。前回終わったあとの取材で言ったと思うんですけど、前作はちゃんと最終的に結びつくところがあって、物語のクレッシェンドがきれいに見えててすごく素敵だなと思っていたのが、今回はのっけからバッチコーイバッチコーイってなっていたので、逆に戸惑いました。同じ作品か、これ!?(笑)って。
(一同爆笑)
こんなにメイクラブするかと。メイクライかと(笑)。
小野「小野メイクライだったね(笑)。泣いてた泣いてた」
そこに、すごい面くらいましたね(笑)。
小野「メイクラブに面喰っちゃった(笑)」
一気に対極に位置するような感じになっちゃったな、と。
ただ、その合間合間に入る龍のモノローグであったり、次郎と龍の語らいのところであったり、キャラクターを見つける事はとてもわかりやすいストーリーだったので、与しにくくはなかったですね、僕は。
そして本日の収録の感想としては、小野大輔の喉がとても心配でした。はい。
小野「もうちょっとでノドがこわれそうでした(笑)。でも大丈夫です」 |
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シナリオを読んで、一番びっくりしたのは……僕はBLをあまりやってないので分からないのですが、こういう任侠ものというか、漢字の“漢”と書いて“男”と読むというBLに衝撃を受けました。なかなかないシチュエーションで(笑)。
(一同笑)
その中でも家族愛がテーマにあって、ただのBLじゃないんだと思ったところが、シナリオ的には面白いと思いました。
収録は、シーンが短かったものですから、何とも言えませんが…楽しかったです(笑)。 |
このCDの聞き所 |
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聴き所はですね、やはり鮫島と次郎の演じ分けじゃないでしょうか(笑)。あの、次郎のセリフの中に…
小野・安元「シャークの前で待て(笑)」
と言うのがあって、聴きどころはここだ!!と(笑)。
安元「シャーク出て来いと(笑)」
そこでみんなクスって笑えばいいと思います(笑)。
安元「自分で自分の店行ってるみたいなね(笑)」
そうそう(笑)。
あと演じる上で力を入れた点っていうのは…距離感ですね。子どもに対するところと、恋人に対するところと、距離感の違いというか対象の違いというのをはっきり出すように心がけました。それがうまくいってると嬉しいなと思います。 |
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聴き所に関しては、なかなかこちら側からここだって提示しにくい部分があるんで、僕は演じる上での〜という部分で言わせてもらいたいんですけど、地声で喋らないことじゃないですかね(笑)。
安元「ん〜まあそうだねえ(笑)」
前回の仕上がりを聴いて、自分なりに反省というか、今後こういうことをやる場合はどうしようと考えていたところを意識しつつやれたのかなあ、と思います。
やはり声をどうこうしようが、喋りの間だったりテンポで年齢が出ちゃうんですよね。
なので、なるべく竜城より喋るペースを遅くするというか、余韻がある喋りをしないと年齢が出ないと思いましたので、そういう風にやろうと思ってました。でも、お芝居は一緒に演じる人がいるので、そっちにのっかっちゃうという自分の若い部分を垣間見ましたね(笑)。
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一作目の時も言ったんですけど、聴き所は、聴いて下さる方が好きなところを決めて下さればありがたいです。
演じる上では、まさかのおちんちん発言があって(笑)。恥ずかしかったです。
安元「おしっこだとかおちんちんだとかいっぱい言ってたよね(笑)」
恥ずかしがってる場合じゃないのはわかってるんですけども(笑)。嫌みなく可愛らしく、かつ小悪魔に見えるように注意して演じました。
あとは子どもの可愛らしさを…私は一応大人だし、女性なので、女の子の声にならないように、大人っぽくならないように気をつけました。 |
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作品の聴き所はいっぱいあると思いますので、皆さんの思うところでいいと思います。
演じる上で力を入れた所はですね、具体的なことを言ってしまうんですけど、台本で16ページくらいに鮫島が出てくるんですね。で、その後、18ページくらいで次郎が出てくるんですよ。
近い!という事で、テストの時は極力、鮫島さんをなるべく、こすくこすくやって。次郎さんを無感情ではないけれども、比較的無機質な方に寄せてコントラストを出さないと、と思ったんですけれども、なんか大変だったな、と(笑)。
あとは、2枚目の「龍の宝玉」で龍とたっちゃんの家に遊びに行くという話があるんですけれども、そこの次郎は今まで僕がやってきたものがぶっ壊れたんじゃないかなと思います(笑)。
一作目であのキャラクターでやっている以上、そこには沿っていくが、こっちからはこう、とか…次郎の中のオンとオフなのかなと思いつつ。どうしていいかわからなくなり、最終的には自分が楽しんでしまいました(笑)。
小野「それでいいんだ(笑)」
そんな次郎です。コントラストをお楽しみください(笑)
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力を入れたところは、全部です!
サドっ気というか、キャラクターをつかむのが難しかったのですが、その辺がうまく合致していたらいいなと思います。
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ファンの方に一言お願いします |
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続編が出せる、また演じることができるというのは、ファンの皆様の応援のおかげです。
やっぱりこの現場って楽しいんですよね、理屈抜きに。またこういう機会があるといいなと思います。
一作目と全く違うテイストと言いますか…一作目あっての二作目だと思いますので、まだ聴いてない方は一作目を聴いて頂いて、男が男に惚れる瞬間というのを感じて頂ければ、これ幸いかと思います。ありがとうございました。 |
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前作で話は終わっているんですけれども、世界観を広げるための二作目という事ですので、一作目を聴いて頂いている方には新しく世界を広げて頂けるものだと思います。
聴いて頂いてその後、また一作目を聴いて頂けたりすると、ちょっと違って聞こえるのかもしれません。
また、二作目のこういうインタビューを見て興味を持たれた方は一作目から聴いて頂けたりすると面白いんじゃないかなと思いますので、よろしくお願いします。
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一作目と比べて頂いて、何回も何回も聴いて楽しんで頂けたらいいなと思います。 |
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役者一同、スタッフ一同、みんないい汗かいた作品です(笑)。
ですので、その熱とか汗とかを感じて下さい。お願いします。
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この作品に関わらせていただいて、本当にありがとうございます。
またこの作品でお会いできればいいな、と思っています。よろしくお願いします。ありがとうございます。
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